面接授業「成人学習理論を学ぶ」

10/30・31は面接授業(スクーリング)でした。

内容は成人期の学習についてでした。成人学習というと一番に出てくるのが「アンドラゴジー」という言葉です。第一日目はまずこのアンドラゴジーについて学びました。

教科書によると、「アンドラゴジー(andragogy)とは、成人の学習を援助する技術と科学とされ、成人に対する教授法を指す言葉である。」と書かれています。反対に、子どもへの教授法はペダゴジー(pedagogy)と言われています。

他にも二日間を通していろいろな種類の学習を学びました。自己決定学習、変容的学習、ナラティヴ学習、経験学習、身体化された学習など、様々な理論が出てきました。中でも私が好きなのは「変容的学習」と「ナラティヴ学習」です。

多分、変容的学習というのは重い病気等、人生を揺るがすようなマイナス体験をしたことがない人には分からないのではないかと思います。変容的学習とは、つらく苦しい経験の解釈が内省と共に変わっていくことを指します。それには経験を意味付けることが最も重要です。「私はこれをやるために今生かされているのだ」という確信を抱けるようになることが変容的学習に必要なのかなと思いました。

ナラティヴ学習は、語りの中から出てくる様々な感情を大切にします。ナラティヴとは少し難しい概念かもしれませんが、教科書には、ナラティヴとは、「語る」という行為と「語られたもの」という産物の両方を意味する、と書かれています。

ナラティヴは私が長年興味を持ってきた言葉です。体験者の生の語りはその辺の教科書に書いてある言葉などとはやはり違います。臨場感にあふれ、文字起こしできないような微細なニュアンスが多分に含まれ、語りを聞いたあとの気持ちはなんとも言えない感慨深いものがあります。

この二日間、本当に良い経験ができました。大学院教科書「成人の発達と学習(’19)」にサインを入れてもらえますかと著者である面接授業の先生に聞くと快諾して下さいました。この本は宝物にします。

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日記
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メンヘラさららの放送大学日記