カネと権力に屈するフロイトと、性虐待と境界性パーソナリティ障害及び解離性障害

今日は、精神分析とユング心理学(’17)の通信指導(提出型問題)をWeb提出しました。一問間違えて9/10点でした。Web提出の良さは即時採点されることです。郵送だと結果が分かるまで長期間待たないといけないので、私はWeb提出派です。

精神分析とユング心理学(’17)の構成は、第1章がフロイトとユングの略歴で、第2章〜第8章がフロイト、第9章〜第15章がユングです。今日はフロイトの範囲を七章分読みました。

教科書のフロイトに関する記述に対しては言いたいことがあります。これはあくまで“教科書”だからこう書かざるを得ないのだろうけれど、実際は違うのだと言いたいのです。

フロイトが当時診ていた女性のヒステリー患者は多分現代で言うところのボーダーライン患者だと思います。ボーダーラインって、境界性パーソナリティ障害のことです。または解離症状のある患者だと思います。

ボーダーや解離の人は実際に性虐待にあっているケースがかなり多いです。私もそうでした。16歳の時に父親からの性虐待の記憶がフラッシュバックし、何年も地獄のような日々を送りました。離人感も強かったです。10代後半から20代前半は典型的なボーダーライン患者として過ごしました。

フロイトの若い女性患者たちは「近親者から性被害を受けた」と言っていたそうです。最初はそれを事実と信じていたフロイトは、いつしかそれを「偽りの記憶」とし、性被害は幻想であると断じるようになり方向を180度変えるようになりました。

何があったのか。それは「カネと権力の問題」だと思います。若い女性患者たちの診察代を出しているのは父親である富裕層の人たちで、まさか自分が娘にそんなことをしているとバレたらその地位が危うい。フロイトはそれをよく分かっていたはずです。

フロイトは幼少からずっと極貧で、とにかくお金に苦労してきました。ユダヤ人だったこともあり、いろんな場面で「お金さえあれば・・・」と悔しい思いをしていたようです。だからとにかく金、金、金、な人物だったと伝えられています。吝嗇と言えば聞こえはいいものの、ただのドケチな貧乏人です。そんなフロイトですから、金づるであるヒステリー患者を失いたくない一心で、診察代を払ってくれるその患者の父親である富裕層の機嫌を取るようになっていったのでしょう。

この教科書の第4章「精神分析の本質―現実と幻想」の第四節に書かれていることを素直に信じ込む人が、近親者からの性虐待を本当に受けたボーダーライン患者や解離の人を傷つける発言をしないようにだけ祈ります。教科書に書いてあることが全て正しいわけではないことを、賢明な読者の皆さんなら理解してくださることと期待します。

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